ライフマインド住宅販売株式会社にインタビューしてきました！

―地域のお客様にもっと笑顔を!! あなたの人生にもっと輝きを!!

まずはじめに、ライフマインド住宅販売(株)さんの企業理念について教えていただけますか？ 

私たちの企業理念は、「輝け仕事！輝け人生！感動の人生を伴に！！（社員の成長を通じて社会に貢献する）」です。これは、輝く人生とは、自分らしく周りの役に立てる人生だ、という意味です。

仕事ができること＝人の役に立って喜んでもらえることって、実はとっても幸せなことだと思っています。でも人が周りの役に立てる部分は、自分の「強み」を活かすことができる狭い範囲でしかないんですよね。結局は自分らしい部分でしか勝負できないんです。

だからこそ社員一人ひとりが成長して、チームで強みと弱みを補い合って初めて、社会に貢献できると考えています。

「感動の人生を伴に」に伴侶の「伴」の字を使っているのは、社員と人生の伴侶として歩んでいきたいという思いを込めているからです。

社会貢献のために、「一人ひとりが自分らしく働いて、チームとして行動すること」を大切にしているのですね。

正世社長は「仕事を通じて幸せになることができる」とお考えだ、との印象を受けたのですが、仕事とプライベートはきっちり分けたいと考える方も多いと思います。 その点については、どうお考えですか？

 私は、仕事とプライベートを完全に分けることはできないと思っています。「仕事をしている自分だって、自分じゃん」って思うんですよ。むしろ、人は1日の大半を仕事に費やします。仕事中の自分を犠牲にして就業時間を待ち望むなんて、嫌じゃないですか。 仕事と家庭を分けるという考え方はあると思います。ただ、仕事が充実していなければ家庭の充実も望めないと思います。それに仕事仲間は、私たちが人生で出会うことのできる一握りの人間です。貴重な出会いだからこそ、社員も家族も同じくらい大切だと思っています。

 確かに、社会人は1日のほとんどを仕事に費やしますよね。仕事中も自分らしくいたいですね。

 そうですよね。私は休みの時間も仕事のことを考えたりしますが、それが苦痛ではありません。このお店は何で残ってるんだろう、とか、これ私の仕事にも取り入れられそうだな、とか（笑）。

―自分で仕事がしたい。

 仕事のことを考えても苦痛じゃないというのは、素敵ですね！

 ところで、お話を聞いていて、正世社長がどのように現在のお考えに至ったのかが気になってきました。 これまでの人生について簡単に聞かせていただけますか？ 

昔から自分で仕事をしたいという気持ちがあって、21歳で独立しました。小さい頃は自分が得意だった料理を作ると、喧嘩がちだった両親も喜んでくれて、それが嬉しかったんですよね。その頃から、自分の得意なことをして周りに笑顔になってもらいたいという気持ちがあったのだと思います。大学時代のアルバイトでも同じことを考えていました。自分が得意なことをすると周りが喜んでくれんだって。また好きだった読書や歴史の勉強を通じて、人の役に立つこと＝仕事なんだ、ということに気づきました。 21歳で独立した後は、図面を描く下請けの仕事をしていました。当時はうまくいかないことも全て自分に返ってくるので大変でした。ただ、自分の選択だったので後悔はありませんでした。自分で決めることは、一番大事なことだと思っています。 

―相談はする。でも最後に決めるのは自分。

 実際に、人に喜んでもらって嬉しかった経験があったのですね。 自分で決めることが大事だと仰いましたが、自分で決めることには責任や不安もつきまとうと思います。 正世社長は自分だけで選択することについて、不安はありませんか？

 決断することは確かに不安ですが、自分で決めてこそ人生が輝くと思います。ただ、相談は大いにすべきだと思います。 私は、一家の長女だったこともあって、自分で決め「なければならない」という意識が強くありました。だからこそ誰にも相談はしなかったし、できないこと＝いけないこと、カッコ悪いことだ、という意識がありました。でも周りの人間が自分よりどんどん成長していくのを見て、彼らにあって私にないものは何だろうと真剣に考えました。そこで気づいたのは、彼らには分からないことを質問する素直さがあったということです。それからは、積極的に相談をするようにしました。ただ、最終的な決断は、自分ですべきだと考えています。自分で決めなければ自分の人生が自分のものでなくなってしまうし、何より、結果を人のせいにしてしまいます。人のせいにしても暗い気持ちが残るだけです。むしろ自分の決断なんだって割り切ってしまった方がスッキリしますし、前に進むことができます。だからこそ社員にも、「あなたが決めたんでしょ」と言うようにしています。自分で決めるからこそ、自分の人生が輝くのだと思います。

 確かに自分で決めないと自分の人生でなくなってしまいますよね。分かっていてもなかなか難しいものです…（笑）。 

独立までのお話を伺いましたが、その後どのようにライフマインド設立に至ったのでしょうか？ 

下請けの仕事をしていた時には、周りで生き残っていく者も脱落していく者も見てきました。下請けの仕事は不安定で、元請けの方針変更によって一気に仕事を失うリスクがあるんですよね。その中で今後を考えるにあたって、店舗デザインを続けて自分だけ生き残っていくか、生き残る企業を作って仲間とともに生涯歩んでいくかの選択を迫られ、私は後者を選びました。そこで、残っていく企業＝ずっと求められる物を提供できる企業って何だろうと考えた末に行き着いたのが「くらし＝住宅」でした。

 企業を長く残したいという思いがあるのですね。 

では具体的に現在は、どのような事業を行なっているのでしょうか？ 

私たちライフマインド住宅販売（株）は、愛知県尾張旭市を中心とする地域密着型の、くらしの提案会社です。事業内容としては不動産売買の仲介・リフォームですが、私たちは、「一人一人のお客様の選択のお手伝い」をしていると思っています。とにかくヒアリングを重視してお客様が自分でも気づいていない「心の本音」を引き出し、お客様にとって最適な提案をすることを目指しています。このヒアリング力は他の不動産売買業者にはない独自性だと思っていますし、私たちの強みです。 地域のお客様をより深く知るため、地域のイベントやセミナーも開催しています。最近では、営業所の近くに地域のお客様に使っていただけるラウンジを開設いたしました。普段落ち着く場の少ないママさんがじっくり考える場や、お年寄りの会合の場などに使っていただけたらなあ、と思っています。

 ありがとうございます。 

では最後に、今後のビジョンを教えてください。

 私たちは、「この会社があるからこの街に住みたい！」と言われる会社を目指しています。最終的には「地域の役に立つこと＝笑顔な暮らしに貢献すること」を目的としているので、事業形態にこだわりはありません。今後もどんどん事業を展開していくと思います。ただ私たちにできるのは、私たちのやってきたこと＝「私たちの強みを生かせること」しかありませんから、くらしの情報提供やイベント、ワークショップ、そして毎日のくらしのメンテナンスを中心に展開していくのだと思います。不動産に関しては近年、空き家問題が深刻化していますから、その解決にも貢献したいですね。

＜会社情報＞

ライフマインド住宅販売株式会社

所在地：尾張旭緑町緑ヶ丘33-1

アクセス：地下鉄東山線「藤が丘」駅より本地住宅行　バス10分乗車　徒歩２分

＜会社概要＞

設立：1986年創業 

代表取締役：溝俣幸治 

資本金：1,000万円 

売上高：12億円 (グループ全体) 

従業員数：（2019年3月現在）　

　グループ全体30名 (男性17名　女性13名) 

本社所在地：愛知県尾張旭市緑町緑ヶ丘33-1 

事業内容：不動産売買仲介　不動産売買　リフォーム　リノベーション　新築企画 

事業所 ：

　【守山小幡店】名古屋市守山区小幡5丁目1-32 

　【尾張旭店】尾張旭市緑町緑ヶ丘33-1 

　【㈱ライフマインド店舗事業部】名古屋市守山区白山1-2208 

　【買取専門店　天子田店】名古屋市天子田2丁目115 

 平均年齢：34歳 

沿革：1986年　図面作製の請負で創業　 大手ゼネコン下請工事、一般企業の店舗設計施工業務を得て 一般住宅リフォーム・リノベーション・不動産仲介業務でのone－stop店舗展開　 

グループ企業：株式会社ライフマインド

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＜インタビュアー＞

名古屋大学　4年　森 日香留

2019年5月ごろからライフマインド住宅販売株式会社にてインターンを行っています！

ワークマインド勉強会の協賛してくださっている企業様へインタビューをし、記事を執筆しています。

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